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切削油不要の高速歯車加工技術で特許…三菱重工
企業】発信:2003/01/08(水) 14:17:40  

   三菱重工業は昨年12月26日、切削油を使わない歯車加工法である「ドライカット加工」に関する特許を取得した。本加工によれば冷却、潤滑、切屑除去の目的で使っている大量の切削油が不要となり、コスト及び環境保全に大きな効果を発揮できるという。

   平成9年に三菱重工業が世界で初めて市場に投入して以来、歯車加工における工作機械業界の大きな流れとなっているこの技術は、自動車用歯車(トランスミッション等)などの製造に広く使われている。

   今回特許を取得したのは、歯車加工法における組成比を限定したTiALN(チタンアルミナイトライド)系の特殊コーティングを行ったハイス(高速度工具鋼)製のホブを使用し、切削油剤を用いることなく高速切削を行い歯形をつくる加工法と、加工の際に切削部にエアを吹き付けるというものであり、約30件の関連特許出願の1つ。

   この技術に関して三菱重工業は平成9年6月6日に特許を出願し13年3月2日に特許を取得。その後、競合メーカからの異議申立があったが、今回正式に特許維持が決定された。アメリカ、韓国でも既に特許を取得しており、ヨーロッパ、台湾でも特許出願中である。

   同社は今後、本加工法を当社独自の技術として広くPRし、歯車加工機械並びに工具の更なる拡販につなげていく予定。



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