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平成14年度特許出願技術動向調査報告を公表…経産省
【動向】発信:2003/05/09(金) 12:32:51
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経済産業省と特許庁は8日、平成14年度特許出願技術動向調査報告を公表した。本調査は、企業や研究機関の技術・研究開発、効果的な特許戦略の構築を支援を目的としたもので、平成14年度は、科学技術基本計画の重点4分野を含む8分野を中心に、14テーマを選定。今回は、その中の「医用画像診断装置」、「フォトマスク」、「建設IT技術」の3テーマを公表したもの。他のテーマについても順次公表していく予定。以下はプレス発表資料の概要。
■14テーマ名 1.ライフサイエンス 2.ナノテクノロジー―ボトムアップ型技術を中心に― 3.SOI(Silicon On Insulator)技術 4.半導体設計支援(EDA)技術 5.環境低負荷エネルギー技術 6.医用画像診断装置 7.フォトマスク 8.建設IT技術 9.自然冷媒を用いた加熱冷却 10.先進安全自動車(運転負荷軽減技術) 11.次世代工作機械(高精度・高効率・環境対応・超精密機械加工技術) 12.音声認識技術 13.ブロードバンドを支える変復調技術 14.暗号技術
■フォトマスク(半導体露光に使用する、ICパターンの原版)
世界市場の動向では、半導体市場規模は横這いだが、フォトマスク市場は依然拡大中で、5社の寡占市場(75%)。特に、線幅130nm用先端マスクは、日本企業3社がシェア90%を占める。
出願動向では、89年以降、位相シフトマスクに関する出願が急増(現在も主力研究技術の一つ)、90年代後半からは、OPCマスク、ステンシルマスク(電子線)、EUVマスクに関する出願が増大。米、欧含め日本国籍出願人の出願が圧倒的に多いが、97年以降は米国国籍出願人からの出願も増大している。
提言としは、F2露光、電子線露光およびEUV露光対応の次世代マスクの開発・実用化が課題で、政府プロジェクト、業種を越えた民間企業相互連携による、高レベルの研究開発が重要。これまで同様、今後も国際競争が予想される次世代技術については、積極的に海外への特許出願・権利化を図るべきとしている。
■医用画像診断装置
日本市場の動向では、X線CTは日本企業が80%を占めるが、輸入が徐々に増加。MRIは輸入が一貫して増加、日本市場の60〜70%が外国製品。
出願動向では、日本国籍出願人は国内出願は多いが、米、欧への出願は積極的ではないのに対し、米、欧国籍出願人は他国へも積極的。X線CT・MRIとも米・欧では大学・研究機関・ベンチャーからの出願が多い。
提言としては、研究段階における、医師・大学等の研究者と企業との連携(医工連携)体制の整備が急務。大学発ベンチャーの育成も課題で、医工連携体制、ベンチャー企業の新技術を、特許により保護・活用することが重要としている。
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