| 松下、ブランド戦略の説明会開催、世界同時発売推進を表明
【企業】発信:2003/06/06(金) 12:18:02 |
| 松下電器産業株式会社は5日、報道関係者向けのブランド戦略に関するセミナーを、パナソニックセンターで開催、「全松下ブランド委員会」委員長の戸田一雄専務より商品マーケティング戦略などについて説明した。 同社のブランド戦略の基本は、強い商品力とマーケティング力にあるという。この2つがあって初めて、ブランド価値の向上がなし得ると述べ、まずそれぞれについて取り組みを説明した。 強い商品力については、「ブラックボックス技術」をベースにした「V商品」を説明した。「ブラックボックス技術」とは、「特許など知材で守られ真似できない」、「材料・プロセス・ノウハウなどが囲い込まれている」、「生産方式などのものづくりプロセスが囲い込まれている」ことを指すという。昨年度投入して、文字どおりV字型の回復に寄与した「V商品」に続き、今年度は「V−II商品」を投入。「ユビキタスネットワーク化の加速」「省エネなど、地球環境対応の促進」「デザインアイデンティティの確立」を主要コンセプトにした90製品でさらなる増収を狙う。 強いマーケティング力については、「世界同時発売・垂直立ち上げ」の推進を説明した。今年2月に発表したDVDレコーダ「DIGA」シリーズを第1弾に、ほかの商品にも順次展開する。従来、国内発表後、遅れて北米、欧州、アジアで発売開始していたが、売価ダウンや他社の参入などで、タイムラグが大きいほど販売機会を失っていたという。これを、世界同時に発売、商品展開していくことで、収益の最大化を目指す。 そして最後に、ブランド価値向上に向けた取り組みを説明した。同社は、1926年に自転車用ランプで初めて「ナショナル」を使用、その後ロゴマークも制定しブランドとして使用してきたが、一方で、55年からは「Panasonic」ブランドも採用、商品や地域で使い分けてきた。現在、海外では「Panasonic」が圧倒的に多く、「Natinal」はアジア・中近東などの一部製品のみという。この海外ブランドを「Panasonic」に一本化する方針を4月に発表しており、これにより、投資やリソースを集中、商品力/マーケティング力の強化を図る。 ただし、日本国内では「Natinal」はNo.1ブランドであり、マーケットシェアなど総合的に考え、今後も利用していくと、一本化を否定した。 |
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