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東芝、SDカードを利用したデジタル著作権保護技術を開発
企業】発信:2003/07/22(火) 15:32:36  

   東芝は17日、音楽や映像などのデジタルコンテンツを、違法コピーから守りながら流通させられる、SDカードを利用した新しいDRM(Digital Rights Management)システムを開発したと発表した。「著作権保護」と「ユーザの使い勝手」を両立するシステムとして、コンテンツ配信事業者向けに商品化を進める。

   このDRMシステムの特長は、(1)暗号化されたコンテンツ自体と、コンテンツを開く「鍵(権利)」を切り離して配布することと、(2)「鍵」そのものを、SDカードの著作権保護機能と、1枚毎に固有な識別番号(ID)を利用して暗号化した「安全な鍵」とすることにある。

   このため、コンテンツの配布は、CDやDVD、インターネットによるダウンロードなどさまざまな方法で可能で、コンテンツ配信事業者にもユーザにも使いやすい。また、従来は、個人認証にPCやPDAなどの機器固有のIDを使っていたため、その機器での利用しかできなかったのに対し、SDカード保存の「鍵」を使うので、SDカード対応の機器ならばどれでも購入したコンテンツを利用できる。

   同社では、デジタルコンテンツ市場が予想ほど伸びないのは、著作権保護システムの副作用としてユーザの使い勝手が抑えられていること、著作権保護の不安のために優良なコンテンツが供給されにくいことの2つの原因があると見ており、これらの問題点を解決できる今回のDRMシステムで、デジタルコンテンツの流通の促進と市場の拡大を図っていきたいとしている。



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