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W3C、米国特許庁にイオラス社ブラウザ特許の再審査を要求
訴訟】発信:2003/11/06(木) 15:09:52  

   Web標準化団体のW3C(World Wide Web Consortium)は10月29日、イオラス社(Eolas Technologies)のブラウザ特許(米国特許番号5,838,906)は無効だとして、米国特許庁(USPTO)に再審査を要求したと発表した。同特許の無効の証拠となる先行技術も提示したという。

   W3CのディレクターでWeb技術の発明者でもあるティム・バーナーズ・リー氏はUSPTOへの異例な書簡の中で「インターネットの運営に重大な経済的、技術的な損害を与えることをさけるため、同特許の再審査を要求する」と述べ、「同特許の影響は、同特許を直接侵害しているとされる者(編注:マイクロソフト社など)だけでなく、同特許行使の脅威にさらされるブラウザ(編注:IEなど)の安定で標準的な動作に依存する、すべてのWebページやアプリケーションにおよぶ」としている。

   同特許の侵害でイオラス社がマイクロソフト社を訴えた裁判では、今年8月、マイクロソフト社に5億2100万ドルという莫大な損害賠償を命ずる判決があり、これに対して、マイクロソフト社は上告の意向を示すと共に、IEとWindowsに変更を加える計画を表明している。

【関連記事】米マイクロソフト、特許対策でIEとWidowsを変更へ
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