「IP-NEWS」では、知財関連ニュースをタイムリーに紹介していきます

雪印と伊藤忠、牛乳抽出新素材の海外ライセンス事業で新会社設立
企業】発信:2004/02/05(木) 15:04:49  

   雪印乳業株式会社(高野瀬忠明社長)と伊藤忠商事株式会社(丹羽宇一郎社長)は3日、海外で、牛乳から抽出された新素材「MBP」に関するライセンスビジネスを展開するため、4月に共同出資による合弁会社を設立する事で基本合意したと発表した。

   MBPは、牛乳や母乳に含まれる乳塩基性タンパク質で、骨を造る「骨芽細胞」を活性化し、骨を壊す「破骨細胞」の働きを調整する作用を持つ、骨密度を高める機能性素材。生活習慣病の1つである「骨粗しょう症」は、高齢化が進む日本や欧米で問題視されていることから、MBPに対するニーズは確実にあると見られている。

   雪印乳業は、独自の技術でMBPを分離・精製して開発し、日、米、欧、オセアニアの主要国で特許を持っている。同社は既に、国内ではMBPのライセンスビジネス(実施許諾してMBP入り食品等の製造・販売を認めるビジネス)を行っているが、海外展開も進めていた。一方、伊藤忠は、「乳」に関する日本の技術を、米国立研究所との先端技術分野提携などの海外ネットワークを活用し、海外展開する事を検討していた。今回、この両社の考えが一致し、新会社の設立に至ったという。

   新会社は、設立当初は欧米の現地企業にMBPの使用許諾を行うライセンスビジネスを行い、必要な販売活動、ノウハウ・技術の提供を実施し、近い将来、欧米市場でのMBP入り商品の売上高800億円の実現を目指すとしている。



【企業】ジャンルの最新記事

関連記事

powered by weblio




【特許事務所、知的財産部に転職してキャリアUPしよう!】 「知財キャリア」:株式会社ブライナ運営

知財情報局知財キャリアまたは情報提供各社による記事の無断転用を禁じます。

>このページのトップへ