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日経連載小説の挿絵、著作権、肖像権侵害の疑い
企業】発信:2004/02/26(木) 10:39:37  

   日本経済新聞社は26日、日経新聞朝刊の連載小説「新リア王」の挿絵(西口司郎氏画)の中に、著作権、肖像権侵害の恐れが強いものがあることが分かり、同日から西口氏の挿絵の掲載を取り止めることを決定したと発表した。

   発表された経緯によると、今月13日に、「新リア王」1月31日付けの挿絵が、朝日新聞社発行の週刊誌「アエラ」の表紙写真の無断盗用であるとの指摘が、撮影者の写真家坂口栄一氏とモデルとなった登山家野口健氏から朝日新聞を通じてあった。また、その後の日本経済新聞社の調査で、写真家富山治夫氏の写真集「禅 修行」の写真と酷似している複数の挿絵があることも判明した。

   西口氏からは、写実的に描くベースとして「アエラ」や「禅 修行」を参考にし、「資料」のサイズを調整して模写、エアブラシで仕上げたなどの説明があったため、同社では、法的な観点を含めて検討した結果、坂田氏の著作権(複製権)、野口氏の人格権(肖像権)、富山氏の著作権(複製権)を侵害している恐れが強いと判断し、26日から挿絵の掲載を取り止める決定を行ったとしている。



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