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パピレス、電子書籍の著作権保護にKeyringPDF方式導入
企業】発信:2005/03/17(木) 11:10:33  

  電子書店パピレスを運営する(株)パピレスは3月16日、パソコン上で読める電子書籍の著作権保護システムとして、アイドック(株)が開発したKeyringPDF方式を導入、同方式を採用した電子書籍を3月17日から販売開始する、と発表した。

  KeyringPDF方式は、PDFフォーマットで作成された電子書籍を128ビットの鍵で暗号化し、その鍵を独自システムで配布することで電子書籍の閲覧をコントロールするもので、サーバーで閲覧をコントロールするため、売切りの電子書籍販売に加えて、レンタルや期間購読などの新しい販売形態が可能になるという。これまで、独自形式の著作権保護の仕組みは色々あったが、初めて、普及度の高いPDFファイルで、効果的な著作権保護の仕組みを提供可能になったとしている。

  「電子書店パピレス」は、95年にパソコン通信で開設され、96年にインターネット進出、ブロードバンドの普及にもあって販売冊数を伸ばし、現在では月間60,000冊の実績があるという。しかし、電子書籍出版を希望する著者や出版社には、コピー自由な形の流通では本を出せないと言うところも増え、著作権保護なしのリッチコンテンツの販売は難しい現状があった。

  パピレスが採用しているPDFファイルに対する著作権保護システムは、従来から色々と存在したが、技術的に複雑で、ユーザーに余計な手間と負担がかかり、電子書籍のメリットを損なうリスクがあった。このため、著作権保護システムの改善について、検討を重ねてきた結果、今回のKeyringPDF方式導入に至ったとしている。パピレスでは、今後KeyringPDF方式での電子書籍販売を増やしていき、電子書籍ビジネスのより大きな発展に寄与したいとしている。



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