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【知財情報局】満了のお知らせ
2002年の開設依頼、約15年間運営させていただいた【知財情報局】は2016年末をもって更新を終了いたします。【知財情報局】は、『知的財産』という言葉すら普及していない2002年に、その啓発目的でスタートした情報サイトです。2016年の現在、『知的財産』という言葉はとても一般的となり、中小企業やベンチャー企業にとっても、当然のように戦略的に知財活動に取り組まれる環境になりました。知的財産に関する情報もインターネットの普及で比較的容易に収集できるようにになりました。従いまして、【知財情報局】も設立目的である啓発活動に関して一定の役割を全うできたと判断し、無事に満了とさせていただきます。
設立当初の予想を超え、ユーザー数2万/1日平均4万ページビューの情報サイトとなり、多くの方々に支えられました。これまでの多くの方のご支援に改めて感謝申し上げます。この感謝の気持ちをエネルギーとし、これからも形を変えて更にお役にたてるよう、私どもも様々な活動を実行させていただきます。/株式会社ブライナ

NTTと三菱の共同開発暗号「Camellia」国際標準規格に
企業】発信:2005/05/26(木) 17:38:41  

  日本電信電話(株)(NTT)と三菱電機(株)は5月26日、両社が2000年に共同開発した128ビットブロック暗号アルゴリズム「Camellia(カメリア)」が、ISO/IECにおいて、世界最高水準の暗号方式として評価され、国際標準規格に採用されたと発表した。

  ISOでは、暗号アルゴリズムの標準化は行わず、暗号アルゴリズム登録制度(ISO/IEC9979)のみがあったが、世界的な要望を受け、2000年に暗号アルゴリズムの国際標準規格策定に着手、約15カ国の提案に対して安全性や実用性を第三者評価(NESSIE、CRYPTREC等)などで検討した結果、「Camellia」を含めて、4カ国6種のブロック暗号アルゴリズムを標準規格(ISO/IEC18033)として採択した。

  特に、次世代標準となる128ビットブロック暗号では、Camellia、AES(米国政府標準暗号)、SEED(韓国政府標準暗号)の3つのみが選ばれ、世界の暗号アルゴリズムのデファクトスタンダードへ向けての大きな成果となったという。

  Camelliaは、2000年に共同開発された128ビットブロック暗号(鍵長128, 192, 256ビットの3種利用可能)であり、(1)NTTの高速ソフトウェア実装に適した暗号設計ノウハウ、(2)三菱電機の小型・高速ハードウェア実装に適した暗号設計ノウハウ(3)両社の世界最高水準の暗号安全性評価技術、を結集、世界最高レベルの安全性を有するとともに、ソフトウェア・ICカードなどプラットフォームに依存しない高速なソフトウェア実装と、世界最小で最高水準の処理効率をもつハードウェア実装が可能など、優れた実装性能をも兼ね備えているという。

  今回のISOによる国際標準規格化により、「Camellia」は日本(電子政府)、欧州(NESSIE)、世界(ISO)の3つの主要な暗号評価/標準化プロジェクトすべてに採用されたことになり、これによって、日本の暗号技術がさらに世界規模で幅広く利用されることが期待できるという。

  また、Camelliaの普及・促進により、低コストで安全な高度情報流通社会の実現に主導的役割を果たすため、公開仕様をもとにみずからCamellia搭載製品を開発、事業化できる企業、法人を主な対象に、相互主義の下、非独占的にCamelliaの基本特許の無償化を2001年から実施しているとしている。



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