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アルゼが逆転敗訴、知財高裁でパチスロ機特許侵害訴訟
【訴訟】発信:2005/11/25(金)
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パチスロ機大手のアルゼが、パチスロ機の特許権を侵害されたとして、同業のネットに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が11月24日、知財高裁であった。
塚原朋一裁判長は「特許を無効とする特許庁の審決が確定し、特許権は初めから存在しないこととなり、アルゼの請求は理由がない」として、ネットに約10億円の賠償を命じた一審の東京地裁判決を取り消し、アルゼの請求を棄却した。
問題となった特許第1855980号は、一定条件を満たすと乱数による制御が解除され、プレヤーの技量で絵柄をそろえることができる「チャレンジタイム(CT)機」に関するアルゼの特許で、1988年に出願され、94年7月に登録された。
アルゼは1999年10月、この特許の侵害を理由に、同業のサミーとネットの2社を相手にそれぞれ損害賠償を請求する訴訟を提起、2002年3月には一審の東京地裁で、特許侵害を認めて両訴訟合せて約84億円という史上最高額の賠償を命ずる判決が出ていた。
しかし、サミーは、2001年6月に特許庁に上記特許の無効審判を請求、2002年12月に無効審決が下された。アルゼは、審決取り消しを求めて2003年1月に東京高裁に提訴したが、2005年2月に上告棄却の判決があり、さらに最高裁に上告したが、7月に最高裁で棄却され、特許無効が確定していた。
なお、サミーに対する損害賠償請求訴訟の控訴審判決は、10月12日に知財高裁であり、今回と同様にアルゼの請求が棄却されている。
【参考】アルゼのパチスロ特許、最高裁で無効確定、84億賠償取り消しへ
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