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初音ミクがJASRAC許諾の下に歌うサイトオープン
【動向】発信:2007/12/11(火)
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知財関連ブログを掲載中の弁理士の栗原潔さんが12月1日、JASRAC(日本音楽著作権協会)の許諾を得た上で、「初音ミク」が昔のヒット曲などを歌う、ストリーミング配信サイト「初音ミク sings」を開設した。
「初音ミク」は、メロディデータと歌詞をPCに入力すると、自然な合成音声で歌う楽曲制作ソフト。ヤマハ開発の音声合成エンジン『VOCALOID 2』を採用して、クリプトン・フューチャー・メディアが今年8月に製品化し、ヒットしている。初音ミクの歌は、ニコニコ動画やYouTubeを通じて多数発表されているが、著作権問題の心配のないクラシックの名曲(夜の女王のアリアなどもあり)や、自作のオリジナル曲以外の、無許諾と思われる最近の曲も多い。
「初音ミク sings」では、開設日に掲載されたミーナの「砂に消えた涙」、山本リンダの「きりきり舞い」をはじめ、すでに6曲(12月10日現在)がJASRAC許諾のもとで掲載され、再生して聞くことができる。打ち込み・演奏は全て栗原さんが行っており、「曲の発表ぺースは週1〜2曲となるでしょう」と書かれている。
栗原さんは、わざわざJASRACと契約してサイトを開設した理由について、(1)ミクを通じて世の中に知られざる名曲を知ってほしい気持ちがある一方、知財を商売にしている以上、違法・脱法行為はできない (2)JASRACに漠然とした文句を言うだけではなく、実際に正規の手続きを取ってみて具体的問題があるところを問題にしようと思う (3)おやじバンドもいいけどおやじDTMもいいよ、という考えを広めたい、VOCALOIDの打ち込みは楽しいですぞ、と説明している。
なお、気になる楽曲利用料は、個人・非商用・ストリーミングの形態なので、何曲配信しようが月1000円(1曲だと月100円)。事務手続きもJASRACのサイトで必要な情報を入力して、郵送で一度やりとりするだけで許諾がもらえ、後は、使用した楽曲を事後的にJASRACに報告するだけだという。
【参考】初音ミク sings 【参考】栗原潔のテクノロジー時評Ver2 知財、ユビキタス、企業コンピューティング関連ニュースに言いたい放題
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