| ネット利用者の1割がファイル交換ソフト利用中、被害一層深刻に
【動向】発信:2007/12/22(土) |
| 〜ACCSらの利用実態アンケート調査、クローリング調査の結果公表〜 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、日本レコード協会(RAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)は12月21日、今年の9月に実施した「ファイル交換ソフト利用実態調査」の結果を取りまとめ公表した。 今回の調査では、ファイル交換ソフトの「現在利用者」(昨年9月以降の利用経験者)がインターネット利用者の9.6%(2006年6月調査では3.5%)で、利用者の急増が明らかになり、利用者がダウンロードしたファイル数のほか、アップロードの経験者数とファイル数なども軒並み増加しているという結果となった。著作権侵害行為(著作物の無許諾での送信行為)も激増していることが推定されるという。 「現在利用者」が主に利用しているファイル交換ソフトは、上位から「Winny」27.0%、「Limewire」18.8%、「WinMX」15.0%、「Cabos」13.1%、「Share」11.0%の順。ダウンロードファイル数の平均値は481で、内訳は、音楽関連が211.3、映像関連が183.0、写真・画像関連が34.7、書籍関連が33.2、ソフトウェアが14.2となっている。ファイル交換ソフト利用のきっかけは、「友人、知人、家族から聞いて」と「パソコン・ネット関連雑誌を見て」が多く、利用の理由は、「無料で音楽ファイルがダウンロードできる」が約6割となっている。 また、今回は利用実態アンケート調査とあわせて、3種類のファイル交換ソフトについて、各ネットワーク上に実際に流通している情報を自動的に取得し分析する「クローリング調査」を24時間実施し、その結果からも、利用者数やネットワーク上に流通しているコンテンツが大量であることが明らかになったという。 クローリング調査では、3種類のファイル交換ソフトについて9月28日から24時間で、流通している情報を自動的に取得し分析した結果、およそ550万件のファイル量と推定、うち2万件の抽出データの分析から51.4%が何らかの著作物(残り48.6%はアダルト、同人などで権利の所在確認できず)、著作物のうち92.5%が許諾なしと推定されるとしている。 これらの結果を受け、各団体では、これまで以上の広報啓発活動に尽力するとともに、悪質なファイル交換ソフト利用者に対しては、権利執行をも辞さない厳しい姿勢を取らざるを得ないと判断し、今後の各対策を強化していくとしている。 【詳細】ファイル交換ソフトの「現在利用」は9.6%、被害は一層深刻に 〜利用実態のアンケート調査、クローリング調査の結果まとまる〜(2007/12/21) |
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