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無線ICタグ活用「著作物の複写利用管理システム」実証実験成功
【企業】発信:2008/02/18(月)
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日立製作所、日立システム九州、リコー、ゼンリンの4社は、無線ICタグを活用した「著作物の複写利用管理システム」の2ヶ月間の実証実験に成功したと発表した。実用化すれば、著作物の複写状況に応じた課金をはじめ、その管理や回収などが可能になるという。
「著作物の複写利用管理システム」は、書籍などの「著作物」に固体識別が可能な日立製作所の世界最小クラスの無線ICタグ「ミューチップ」を装着し、複写の際には、ミューチップの読み取り装置を装備したリコーのデジタル複合機によって複写利用記録を取得。日立システム九州が開発した「複写利用料管理システム」により管理することで、「著作物」の利用状況に応じた複写利用料の支払いを可能にするというもの。ミューチップにより1次複写物の管理ができ、出力した複写物には地紋に牽制文字を埋め込むことで不適切な2次複写による利用を抑止する。
今回の実証実験は、昨年11月20日から約2ヶ月、西日本シティ銀行の北九州営業部と、三井住友銀行の北九州法人営業部にシステムを設置し、ゼンリン住宅地図帳を複写利用する際に、システムによる著作権管理が有効に機能するかなどを検証。あわせて、住宅地図の複写利用状況把握やデータ回収処理などを実施し、実務に必要な情報処理システムやデジタル複合機の操作性の確認や改善要望など、実用化に向けた情報収集を行ったいう。
4社は今後、今回の実証実験の成果に加え、著作権者や著作権管理団体の意見を取り入れた製品・システムや標準規の策定を行うとともに、著作権者や著作権管理団体に対し、同システムを活用したビジネスモデルへの参加を働きかけるなどして、実用化を目指すとしている。
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