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萩市、郷土ゆかりの「吉田松陰」らの商標登録に異議申し立て
【企業】発信:2008/02/18(月)
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山口県萩市は2月18日、郷土にゆかりの深い「吉田松陰」「高杉晋作」「桂小五郎」の氏名が、関係のない事業者により、食品関係など幅広い分野で商標登録されたことについて、特許庁に対し15日付けで、登録取り消しを求める異議申立てをおこなったと発表した。
発表によると、3件の商標登録は2005年6月に出願され、2006年9月に拒絶査定となったが、不服審判の結果、2007年9月に登録審決となり、同年11月に登録された。商標登録公報の発行日は12月18日で、2ヶ月間が異議申立ての受付期間だった。
萩市は、このように著名な人物名を幅広い分野で商標として、独占排他的な権利を認めることは、その人物の名声に便乗した商標権による利益取得が目的であるといわざるを得ず、公正な取引秩序を乱すとともに、遺族等の関係者をはじめ、同人を敬愛する郷土の人々や国民の社会的感情を著しく損ね、公序良俗を害するおそれがあるとして、異議申立てに踏み切ったとしている。
さらに市では、「そもそも、歴史上の著名な人物名に関し、特定の者の商標として独占排他的にその権利を主張すること自体が認められるべきでないと考えるが、過去の事例では、特許庁の見解に統一性が見られないなど、その対応に苦慮している様子がうかがえ、審決の判断基準等となるべき法制度に不備があるといわざるを得ない」として、今回の商標登録問題を契機に、市内経済団体など関係機関等に呼びかけ、歴史上の著名な人物名に係る商標登録制度に関し、早急に見直しを図られるよう取組を推進するとともに、2月の定例山口県市長会議において議案として提出するとしている。
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