| 昨年の知的財産侵害物品の差止め件数、初の2万件突破
【動向】発信:2008/03/06(木) |
| 財務省は3月5日、昨年の偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止め状況を公表した。差止め件数が初めて2万件を超え過去最高となったことに加え、中国からの輸入が増加したこと、医薬品の差止めが増加したことが特徴としている。 輸入差止め件数は、22,661件となり、前年と比較して15.7%増加、一方、差止め点数は前年から微増(6.1%)にとどまり、一件あたりの平均差止点数は46点と、前年を下回り、輸入の小口化が進んでいる結果となった。インターネットによる注文を通じ、郵便物等により少量の偽ブランド品等を輸入する手口が多く用いられていることが背景にあるとしている。なお、正規品価格を参考にした総額の推計は約385億円となっている。 知的財産侵害物品の中国からの輸入は、前年比の件数ベースで70.7%増、点数ベースで53.5%増と大幅に増加し、過去最大となり、全体に占める割合も、件数ベースで71.7%、点数ベースで66.8%となった。中国からの輸入の増加は、米国や欧州にも共通する傾向で、中国の輸出拡大に伴い、輸出される知的財産侵害物品も増加したことが一つの要因と考えられるという。 一方、韓国から輸入は、前年比で件数が48.1%減、点数が57.0%減と減少しており、韓国税関による仁川空港等での輸出取締り強化も要因と考えられるという。 差止め点数を品目別に見ると、偽バイアグラなどの医薬品が約9万7千点と、前年の約4千点から大幅に増加しているが、平成18年以降、複数の権利者から医薬品に関する輸入差止申立てを受理し取締りを強化したことが、医薬品の差止点数の大幅な増加につながったとしている。 【詳細】平成19年の知的財産侵害物品の差止状況等 |
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