| NGNの国際標準規格策定に向け、日中韓で共同実験開始
【動向】発信:2008/04/03(木) |
| 総務省は、NGN(次世代ネットワーク)の研究開発・国際標準化推進の一環として、3月31日から中国・韓国と共同でNGNの検証用ネットワーク(テストベッド)の実験を開始すると発表した。本実験結果は、ITU(国際電気通信連合)でNGNの国際標準案として共同提案することで、国際標準化活動でのアジア地域の連携強化とともに、関連する知的財産権の獲得を目指すとしている。 NGNは、電話網に替わる情報通信インフラとして、各国で導入に向けた取組が進められ、国際標準化については、ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)を中心に、2008年1月には主にIP電話向のリリース1の標準化が完了。今後は、IPTVやFMCなどの高度サービスを対象としたリリース2以降の国際標準化が本格化し、総務省も2006年度から、NTT、NEC、日立製作所などに委託するかたちでリリース2以降の国際標準化に焦点を当てた研究開発に取り組んでいる。 このような中、ITU−Tでの標準化活動において、アジア地域、特に中国、韓国との協働が始まり、NGNの通信品質管理を行うための技術基準(Y.mpm)について第13研究委員会(SG13)で日中韓による共同作業が行われていたことから、日中韓でのテストベッドによる国際共同実験実施が決まったとしている。 国際共同実験の目的は、(1)NGNリリース2の国際標準化の流れをアジア地域に誘引、(2)実装レベルでの国際相互接続実験による知的財産権の獲得 、(3)国際標準化活動におけるアジア地域での連携の土台作り、となっている。具体的には、日本の情報通信研究機構(NICT)、KDDI研究所、中国情報通信部電信研究院(CATR)、韓国電子通信研究院(ETRI)にテストベッドを設置し、(1)相互接続環境下におけるサービス品質の測定/推定機能の検証、(2)相互接続環境下における品質に基づくサービス制御機能の検証、(3)IPTV等、サービスの相互運用・管理に係る機能の検証、を行うとしている。 |
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