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著名作家の詩など無断掲載、学習教材販売会社の社長逮捕
【企業】発信:2008/06/24(火)
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日本ビジュアル著作権協会(JVCA)の発表によると、大阪府生活安全課は6月23日、文藝作品を著作権者に無断で使用した国語教材を製作・販売していた大阪市の教材製作・販売業者「エーアンドユー」の西村代表取締役を著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。文藝作品の国語教材への無断使用で、教材製作者が逮捕されるのは初めてという。
エーアンドユーは2007年1月から2月ごろまでの間、7回にわたって、児童文学者のみずかみかずよ氏の作品「馬でかければ」や、詩人の川崎洋氏の作品「ことばの力」などを、それぞれの作者の著作権継承者に無断で複製した家庭用学習教材計19冊を7人の客に、計357万4,000円で販売していた。
JVCAは、著作権侵害が疑われる教材が見つかったことから、2007年1月ごろエーアンドユーに警告書を送付するとともに、著作権者への情報提供を行っていた。しかし、何の返答もなく、同社がその後も、教材を高額な値段で販売し続けていることが判明し、悪質な侵害行為と判断されたことから、JVCAが加盟するコンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の協力の下、特に侵害が著しかった著作権者2名が、昨年6月、大阪府警南警察署に告訴を行っていたという。
JVCAでは、会員著作権者の権利を守るため、日頃より著作権侵害の調査を行い、無断使用には、侵害者への警告と、会員著作権者への情報提供を行っており、現在まで延べ315人の著作権者が、延べ62社の教材業者・進学塾等に対し訴訟行為を起こしているという。しかし一向に著作権侵害は無くならず、今年3月にも大手予備校2社に対し、東京地裁で訴訟が提起されている。こうした中、今回、教材への文藝作品の無断使用で逮捕者が出たことは、大変画期的で、著作権侵害を未だ続ける多くの業者に対し、警鐘になると思われるとしている。
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