| 特許庁、鈴木隆史新長官の就任挨拶を掲載
【動向】発信:2008/07/16(水) |
| 特許庁は7月16日、新たに7月11日付けで特許庁長官に就任した鈴木隆史長官の就任挨拶を同庁のサイトに掲載した。 鈴木新長官は、6月に決定された「知的財産推進計画2008」が提示している、世界最先端の知財立国を目指した戦略的な知的財産対策のメニューや、特許庁が昨年12月に設置した「イノベーションと知財政策に関する研究会」の、新たな知財システムに向けた検討などを踏まえ、知的財産政策の中核を担う特許庁として、以下のような施策を実施していくと述べている。 (1) 「仮想的な世界特許庁」の構築を目指し、実体法、審査実務、検索環境まで様々なレベルでの国際調和を推進し、特許審査ハイウェイの拡大など特許庁間の審査ワークシェアリングの取組を進めていく。また、模倣品対策について、海外政府への働きかけや模倣品対策マニュアルの整備、消費者への普及啓発活動等を積極的に行っていく。 (2) 多様なニーズに柔軟に対応しつつ、特許審査の更なる迅速化・効率化に向けた取組みを進める。具体的には、スーパー早期審査制度の導入、先行技術調査の外注拡大、ITを活用したペーパーレス化等の効率化で、世界最高水準の迅速な特許審査の実現を目指す。 (3) オープンイノベーション進展に対応した知財インフラ整備を進める。具体的には、大学・研究機関の「研究開発コンソーシアム」等のプロジェクトを対象に知財プロデューサー派遣事業や、特許情報と技術情報をシームレスに検索できる環境整備などに取り組む。 (4) 中小企業や地域への支援強化に向けて、地域知財戦略本部の活動を充実させ、知財駆け込み寺の機能強化を進め、また、地域団体商標制度の活用を促し、地域ブランドの適切な保護及びその価値の向上を図っていく。 そして、特許庁に課せられた役割の重要性を認識し、国民の信頼を得られる特許行政の実現と、世界最高水準の知財サービスを提供する特許庁を目指していくと結んでいる。 【詳細】就任挨拶 |
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