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中国で「南部鐵器」商標登録申請、異議申し立てへ
【動向】発信:2008/09/08(月)
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岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」の「鉄器」を旧字体にした「南部鐵器」の名称が、中国で商標登録申請されていることが判明し、県南部鉄器協同組合連合会(盛岡市)は9月8日に東北経済産業局と協議し、異議申し立てなど対抗策を検討する。
連合会などによると、申請は昨年9月3日で、申請者は香港の業者とみられる。今回の申請はまだ官報で公告されておらず、中国の法律では、官報に掲載後3カ月以内であれば異議申し立て可能。もし、商標登録されてしまうと、本物の南部鉄器を中国へ輸出した際に、「類似商標」として登録業者の申し出などで輸出の差し止め措置などが講じられる可能性があるという。
南部鉄器は、約400年前に南部藩が京都から茶釜職人を招いたのが始まりといわれ、国の伝統的工芸品の指定を受けており、今年1月には地域団体商標としても登録された。近年は、欧米でティーポットなどが人気を得て、連合会全体での売り上げは年間約6億円に上り、中国でも販売されている。
なお、岩手県の日本酒の銘柄「南部美人」も中国で商標登録申請され、醸造元の二戸市の酒造会社が異議申し立てをしているという。
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