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ファイル共有ソフト利用者、9.1%とやや減少、著作権法改正影響
動向】発信:2009/12/24(木)  

  コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、日本レコード協会(RIAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)は12月22日、2009年秋に実施した「ファイル共有ソフト利用実態調査」の結果を発表した。調査はWeb上でのアンケート方式で行われ、9月24日〜30日の調査で21,669サンプルを回収した。

  今回の調査結果では、ファイル共有ソフトの「現在利用者」(2008年10月以降の利用実績あり)は9.1%と、2008年9月の10.3%から5年ぶりに減少となり、利用をやめた「過去利用者」(2008年10月以前に利用実績あり)は11.7%と、2008年9月の10.8%より増加した。

  利用率低下の要因しては、6月に成立し来年1月から施行される改正著作権法について、ファイル共有ソフトの「現在利用者」のおよそ4人中3人(74.7%)が何らかの認知をしており、「過去利用者」の利用中止理由のうち、「違法コンテンツのダウンロードが違法化されると聞いた」が15.6%であることなどから、違法配信からのダウンロードを違法とする法改正の影響が少なからずあるとしている。また、3団体では、2009年度に実施した様々な啓発活動も利用率低下に影響を与えていると考え、今後とも、積極的な啓発活動を行っていくとしている。

  なお、現在利用者が主に使用しているソフトは、上位から「Winny/ Winnyp」23.1%、「Cabos」19.0%、「LimeWire」16.3%、「BitComet/ BitTorrent」14.5%、「Share」9.6%となっており、ダウンロード経験のあるファイルのジャンルは、「音楽関連」77.7%、「映像関連」63.7%、「ソフトウェア」21.9%、「書籍関連」17.8%、「写真・画像関連」14.6%となっている。

  また、このアンケート調査直後の10月2日17時から24時間に、実際にネットワーク上を流通している情報を自動収集、分析するかたちで実施されたクローリング調査の結果も同時に公表された。調査は専用ソフトを用いて「Winny2」「Share EX2」「Gnutella」のネットワークを巡回。各ネットワークから、ノードおよびファイル名が同じデータをのぞきランダムに抽出したファイル2万件を分析している。

  その結果、「Winny2」では48.7%、「Share EX2」では52.8%、「Gnutella」では90.6%が著作物と推定され、どの場合も98%以上が無許諾の送信と推定された。なお、著作物と推定されるもののジャンルは、「Winny2」では「アニメ」が25.0%と最も多く、「音楽」19.0%、「コミック」17.9%、「ゲーム」8.3%、「映像」7.6%の順、Shareでは「アニメ」が30.7%で最も多く、「コミック」15.3%、「映像」11.9%、「音楽」11.3%の順、Gnutellaでは、96.7%が「音楽」だったとしている。

【参考】ファイル共有ソフトの「現在利用者」、2009年は9.1%
〜利用実態のアンケート調査、クローリング調査の結果まとまる〜



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