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2009年国際特許出願、パナソニックが1位奪還、WIPO発表
動向】発信:2010/02/09(火)  

  WIPO(世界知的所有権機関)は2月8日、特許協力条約(PCT)に基づく2009年の国際特許出願状況を発表した。出願総数は、前年の164,000件より4.5%減の155,900件で、米、欧の出願減少を受けて1978年のPCT国際出願制度発足以来はじめて前年を下回った。

  国別では、1位米国 45,790件(11.4%減)、2位日本 29,827件(3.6%増)、3位ドイツ 16,736件(11.2%減)、4位韓国 8,066件(2.1%増)、5位中国 7,946件(29.7%増)、6位フランス 7,166件(3%増)と続き、4位までは前年と同じだが、大幅増の中国がフランスを抜き、韓国にも肉薄した。以下15位まで、英国、オランダ、スイス、スウェーデン、イタリア、カナダ、フィンランド、オーストラリア、イスラエルの順となっている。

  企業別では、1位パナソニック 1,891件(162件増)、2位華為技術(Huawei 中国)1,847件(110件増)、3位ロバート・ボッシュ(ドイツ)1,586件(313件増)、4位フィリップス(オランダ)1,295件(256件減)、5位クアルコム(米)1,280件(373件増)、6位テレフンケン 1,240件(256件増)、7位LG電子 1,090件(98件増)、8位NEC 1,069件(244件増)、9位トヨタ 1,068件(296件減)、10位シャープ 997件(183件増)までがベスト10。以下20位まで、シーメンス、富士通、BASF、3M、ノキア、マイクロソフト、サムスン電子、NXP、三菱電機、HP、の順となっている。

  前年と比べと、パナソニックが、前年初めて1位だった中国のIT大手華為技術を抜いて1位に返り咲き、ボッシュ、クアルコム、テレフンケン、LG電子、NECが順位を上げた。一方、フィリップスが2位から3位に後退、トヨタ、シーメンス、富士通、ノキアなどがかなり順位を下げた。

  なお、企業別のランキングを先に発表されている2009年の米国特許取得件数(1位IBM、2位サムスン電子、3位マイクロソフト、4位キヤノン、5位パナソニック)と比較すると興味深い。出願と登録の違い、米企業には米国は国内出願ということはともかく、サムスン電子(PCT17位)やキヤノン(PCT27位)には、パリ条約に基づく直接外国の特許庁への出願を重視していることが読み取れる。

【詳細】International Patent Filings Dip in 2009 amid Global Economic Downturn
【参考】2009年米国特許取得、IBM17年連続1位、2位はサムスン



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