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アイドック、EPUB形式の電子書籍向けのDRMシステム開発
企業】発信:2010/04/13(火)  

  デジタルコンテンツの著作権管理(DRM)ソリューソンを提供するアイドックは4月8日、電子書籍リーダー向けに、EPUB形式の電子書籍の著作権管理システム「KeyringEPUB」を開発していることを発表した。また、スピニングワークスが、アップルのiPad用に提供するソーシャルリーディングサービス「Qlippy」のEPUBビュアーに、「KeyringEPUB」が搭載されることも発表した。

  「KeyringEPUB」は、EPUB形式の電子書籍を暗号化し、電子書籍端末のEPUBビュアーに組込まれたモジュールで復号することで、EPUBコンテンツを複製や二次利用から守る。基本的なDRMの仕組みは、KeyringPDFやKeyringFLASHと同じで、アイドックが提供するKeyring.netライセンスサーバーがコンテンツの閲覧の許諾を管理する。KeyringPDFやKeyringFLASHは、PCでの閲覧ビュアーとしてAdobe社のものに対応していたが、EPUBのビュアーは業界標準がないため、アイドックではKeyringEPUBを採用する国内外のEPUBビュアーの開発会社に提携を呼びかけているという。

  EPUBとは米国の電子書籍標準化団体の1つであるIDPFが普及促進するオープンな電子書籍ファイルフォーマットで、XMLベースのシンプルでオープンな仕様のため、ほとんどの電子書籍ハードウェアや電子書籍サービスがその対応を表明していた。EPUBはHTMLやWebブラウザーのオープン性を保持しつつ、電子書籍端末やネットブックなどでオフラインでも読書が継続できるようにダウンロード配信を前提にパッケージ化された、XHTMLのサブセット的な規格となっているという。

  アメリカでは、Apple、Google、Barnes&Noble、Sonyなどの有力ベンダーはすべてEPUBの採用を決めており、また最大手のAmazonは独自フォーマットだが、EPUB採用は時間の問題と見られているという。日本では縦書きやルビなどの特殊事情もあり、出版社から、まだ本格的なEPUBコンテンツの発売はないが、アイドックでは日本語EPUBコンテンツが主要フォーマットの一つになると見ているとしている。



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