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三菱重工、米国でGEを提訴、特許侵害と独占禁止法違反の両方で
訴訟】発信:2010/05/24(月)  

  三菱重工業は5月21日、風力発電分野で競合している米ゼネラル・エレクトリック(GE)に対して、特許侵害訴訟と独占禁止法違反及び不法行為等に基づく損害賠償請求訴訟の2つの訴訟を、米国で5月20日付けで提起したと発表した。

  特許侵害訴訟は、GEの風車の製造、販売等が、三菱重工の、風車のブレード回転角等に応じてブレードピッチ角度を制御し風車への負荷を低減する技術に関する米国特許第7,452,185号を侵害しているとして、侵害行為の差止めと損害賠償を求め、フロリダ州中部地区連邦地裁に提訴したもの。

  独占禁止法違反及び不法行為等に基づく損害賠償請求訴訟は、GEが、無効な特許に基づき米国際貿易委員会(ITC)や連邦地裁に連続して提訴し、独占を意図して競争阻害行為を行い、三菱重工に損害が発生しているとして、競争阻害行為の差止めと損害賠償を求め、アーカンソー州西部地区連邦地裁に提訴したもの。なお、こちらの訴訟は、Mitsubishi Power Systems Americas, Inc.(MPSA)と連名で提訴している。

  GEは、三菱重工の風力発電用風車が、GEの特許を侵害しているとして、2008年にITCに提訴、2009年のテキサス州南部連邦地裁、2010年のテキサス州北部連邦地裁と、三菱重工とMPSAなど米関連会社を連続して提訴している。これに対し三菱重工は、一連の行為は、無効でかつ無効原因をGE自身が認識している特許に基づくもので、特許権の正当な行使とは言えず、公平・公正な市場競争を阻害する行為と判断し、提訴するに至ったとしている。



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