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知財推進計画2010、国際標準獲得やコンテンツ強化での成長戦略狙う
動向】発信:2010/05/24(月)  

  政府の知的財産戦略本部(本部長・鳩山由紀夫首相)は5月21日、「特定戦略分野における国際標準の獲得を通じた競争力強化」、「コンテンツ強化を核とした成長戦略の推進」、「知的財産の産業横断的な強化策」、の3つ戦略を柱とした「知的財産推進計画2010」をまとめた。

  「特定戦略分野の競争力強化」では、先端医療、水、次世代自動車、鉄道、エネルギーマネジメント(スマートグリッド、創エネ・省エネ、蓄電池)、コンテンツメディア(クラウド、3Dなど)、ロボット、の7つを注力分野としてあげ、標準化ロードマップを含む知財マネジメントを核とした競争力強化戦略の・実行や、標準化機関で議長主査になりうる実力を有した専門家800人の養成などを行うとしている。

  「コンテンツ強化を核とした成長戦略の推進」では、コンテンツを核として海外から利益が入る仕組みを構築するとして、海外展開資金供給の仕組みの創設や、海外流通経路の確保などの「コンテンツ海外展開支援を支援し、海外に拠点を築く」、国際共同制作促進や、大型映画の撮影誘致など「海外から資金を呼び込み。協働する仕組みを構築する」、「世界に対し日本のポップカルチャーを総合的に発信する」、「外交強化によりアジア市場を拡大する」などをあげている。

  また、海外からも優秀な人材が集まる魅力的な「本場」を形成するとして、教育コンテンツのデジタル化や、地域発コンテンツ制作支援強化などの「政策・発表の機会の積極的創出」、海外クリエーターとのネットワーク構築や、アジアからの人材受入れ促進などの「海外から日本のコンテンツ発信の担い手を呼び込みつつ世界に通用する人材の育成」、二次制作ルールの明確化などの「クリエーターの裾野拡大とユーザーによる創造活動促進」などもあげ、さらに、世界をリードするコンテンツのデジタル化・ネットワーク化促進するとして、「コンテンツのための新たなメディア創出」、「コンテンツの電子配信の推進」、「デジタル化・ネットワーク化時代に対応した著作権制度整備」なども目標としている。

  「知的財産の産業横断的な強化策」では、「ベンチャー・中小企業や地域の知的財産の活用を促進し、世界でも通用する事業を生み出す」、「産学官共創力を世界最高水準に引き上げる」、「オープン・イノベーションへの対応を含め、イノベーションを加速するインフラを整備する」として、具体的な取組を掲げている。

  なお、今年度の知的財産推進計画は、政府が6月にまとめる新成長戦略に盛り込まれる予定。

【詳細】知的財産戦略本部会合 平成22年5月21日 議事次第



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