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模倣品・海賊版対策の総合窓口に関する年次報告(2010年版)公表
動向】発信:2010/07/01(木)  

  経済産業省は6月30日、模倣品・海賊版に関する政府の総合窓口への相談・情報提供件数が昨年9月以降に急増したなどとする「模倣品・海賊版対策の総合窓口に関する年次報告(2010年版)」を公表した。

  この報告書は、主に産業界に対する情報提供の目的で、「知的財産推進計画」に基づき、毎年、政府の総合窓口業務の内容を「年次報告書」として作成しているもので、政府模倣品・海賊版対策の総合窓口である経済産業省と、内閣官房、警察庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省及び農林水産省が協力して作成、今回で5回目の報告となる。

  2004年の相談窓口開設以来、相談・情報提供件数は累計2088件だが、2009年9月以降、大幅に増加して、2009年は1016件となり、うちインターネット取引に関連する相談及び情報提供が953件と9割を超えた。これは、昨年4月から電子メールでの相談受付方法を変更し、「相談」と「情報提供」のフォームを区分し、情報提供においては、匿名での情報提供を可能する等、情報提供がし易くなったことも件数の増加に繋がったとしている。

  2004年-2009年の相談案件累計430件のうち、侵害された知的財産権が判明している案件は264件で、商標権侵害108件(32.1%)、不正競争行為80件(23.8%)、著作権侵害61件(18.2%)、特許権侵害50件(14.9%)の順となっている。また、知的財産権侵害を受けている地域が判明している相談案件は173件あり、国別の構成比は、中国53.8%、日本16.8%、台湾12.7%、韓国6.4%などとなっている。

  報告書では、また、「見た目そっくりに作り、商標をつけずに販売」、「デットコピーの模倣品に正規品と同程度の価格を設定して販売」、「本体と商標シールを別の場所で生産し、販売時点で貼付する」などの模倣手口の巧妙化なども報告されている。

【詳細】模倣品・海賊版対策の総合窓口に関する年次報告(2010年版)の公表



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