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高校野球ポスター原画の著作権問題で、朝日新聞が北國新聞に謝罪
企業】発信:2010/09/02(木)  

  朝日新聞社は9月1日、今夏の第92回全国高校野球選手権大会のポスターで使われた原画作品について、素材となった写真の撮影者である北國新聞社(金沢市)から著作権の許諾を事前に得ていなかったとして、同社が北國新聞社に謝罪し、8月31日に事後の許諾を得たと報じた。

  朝日新聞社は昨年6〜10月、高校生を対象にポスター原画を募集。869点の応募の中から打撃シーンの写真を参考にした作品が「グランプリ」に選ばれ、この原画を掲載した大会用ポスター1万6千枚やリーフレット7万枚などが作製された。

  参考にされた写真は、北國新聞社が2005年の全国高校野球選手権石川大会で撮影し、紙面に掲載したもので、打者の関係者が同社から購入して自身のホームページ(HP)に掲載。高校生は、この写真を見つけ、画像処理後にポスターカラーで彩色し、このHPのアドレスも応募票に記載するなど、規定に従って応募していた。しかし、朝日新聞社の担当者がHPを閲覧した際には、すでに写真は削除されていて、確認ができなかったという。

  しかし、先月、HP開設者が朝日新聞社に指摘して、問題が発覚。同社は北国新聞社に謝罪し、使用料を払うことで合意したとしている。

  朝日新聞社広報部では、「グランプリ作品は、絵画としての独創性を十分に備えているが、写真の特徴も残しており、事前に撮影者の許諾が必要な二次的著作物と判断した。応募規定では、他人の著作権を侵害するものは不可とする一方、写真などを参考にすることを認めており、わかりにくいので、今後見直す方向で検討する」と述べている。



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