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富士通研究所、機密対策向けに文書の社外秘マークなどの検出技術開発
企業】発信:2010/09/07(火)  

  富士通研究所は9月6日、機密文書に含まれる社外秘マークや「関係者外秘」などの背景の透かし文字を検出して、機密文書の漏えい対策を行う技術を開発したと発表した。

  従来のようにテキスト情報からの特定文字列(社外秘など)の検出だけでなく、マークや透かし文字も検出することで、高い精度で機密文書と判断することが可能になるとしており、今後は、メールの添付文書チェックや、文書管理システムでの機密文書の流通監視適用などに向け、2011年度の実用化を目指すとしている。

  具体的には、(1) 文書作成にはさまざまなアプリが利用されるため、どのアプリの文書も処理ができるように、仮想的な印刷処理を行い、汎用的な印刷データ(EMF:Enhanced Metafile)を作成。(2) このEMFを解析して、テキストや描画図形、画像を種類ごとに適切に分離。(3) 分離した種類ごとに適した文字認識処理を行うテキスト抽出を行う一方、透かし文字やマークなどイメージに関しては、その描画方法に応じた解析処理を行ったのち、文字認識処理により文字情報を抽出、となっている。

  この技術によって、文書作成のアプリに関わらず、マークや透かし文字の検出が可能となり、「社外秘」「関係者外秘」などの機密表現を指定するだけで、社外秘マーク入り文書のメールでの社外宛送付に警告したり、機密文書を印刷したことを自動的にログに残すといった情報漏えい防止システムが構築できるようになるとしている。

  なお、同技術の詳細は9月14日からの電子情報通信学会ソサイエティ大会で発表される。



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