「IP-NEWS」では、知財関連ニュースをタイムリーに紹介していきます

日本郵便「ゆうメール」、商標権侵害でDM配達の使用差止め、東京地裁
訴訟】発信:2012/01/13(金)  

  「ゆうメール」を、各戸への広告物配布などのサービスで商標登録している札幌メールサービスが、日本郵政の郵便事業会社(日本郵便)を商標権侵害で提訴していた訴訟で、東京地裁は1月12日、商標権侵害を認めて、日本郵便に対しDMなどの広告物配達時の「ゆうメール」の使用中止を命ずる判決を下した。なお、日本郵便は、即日控訴した。

  札幌メールサービスは、2004年6月に「ゆうメール」を指定区分35、各戸に対する広告物の配布、広告、市場調査等で商標登録しており(登録番号478163号)、日本郵便による広告物の配達は、商標権侵害にあたるとして、サービスの差止めを求めていた。なお、日本郵便も、2004年11月に「ゆうメール」を商標登録しているが(登録番号4820232号)、指定区分39、車両による輸送、郵便、メッセージ、小荷物の速配、メッセージの配達、物品の配達、新聞の配達などとなっている。

  日本郵便は、「配達物は広告とは限らず、商標権侵害にはあたらない」と主張していたが、東京地裁の阿部正幸裁判長は、「広告の配達にも利用できると宣伝している」、「広告を配達する場合は、両社のサービスの内容は類似しており、利用者が混同すること恐れがある」として、広告物配達時の「ゆうメール」の名称の使用差止めを命ずる判決を下した。



【訴訟】ジャンルの最新記事

関連記事

powered by weblio




【特許事務所、知的財産部に転職してキャリアUPしよう!】 「知財キャリア」:株式会社ブライナ運営

知財情報局知財キャリアまたは情報提供各社による記事の無断転用を禁じます。

>このページのトップへ