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【知財情報局】満了のお知らせ
2002年の開設依頼、約15年間運営させていただいた【知財情報局】は2016年末をもって更新を終了いたします。【知財情報局】は、『知的財産』という言葉すら普及していない2002年に、その啓発目的でスタートした情報サイトです。2016年の現在、『知的財産』という言葉はとても一般的となり、中小企業やベンチャー企業にとっても、当然のように戦略的に知財活動に取り組まれる環境になりました。知的財産に関する情報もインターネットの普及で比較的容易に収集できるようにになりました。従いまして、【知財情報局】も設立目的である啓発活動に関して一定の役割を全うできたと判断し、無事に満了とさせていただきます。
設立当初の予想を超え、ユーザー数2万/1日平均4万ページビューの情報サイトとなり、多くの方々に支えられました。これまでの多くの方のご支援に改めて感謝申し上げます。この感謝の気持ちをエネルギーとし、これからも形を変えて更にお役にたてるよう、私どもも様々な活動を実行させていただきます。/株式会社ブライナ

産総研、高齢者・障害者の感覚特性データベース無償公開、製品への活用期待
技術】発信:2013/08/21(水)  

  独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)は8月19日、3000人以上の高齢者・障害者などを対象に感覚特性を測定して構築した「高齢者・障害者の感覚特性データベース」を、同日から無償で公開すると発表した。産総研提案の日本工業規格「高齢者・障害者配慮設計指針」の活用ツールも提供し、高齢者・障害者を含むさまざまな人々に対応した製品・環境づくりでの活用を期待するとしている。

  このデータベースは、産総研が、のべ3000人以上を対象として測定した視覚・聴覚・触覚の感覚特性を、年齢や障害の有無などの検索条件に応じて表示する。これらの特性データは日本工業規格(JIS)「高齢者・障害者配慮設計指針」に採用されているため、このデータベースは、数式や表で記述されたJISの規定内容をグラフィカルに表示する機能も合わせ持つという。

  従来、身の回りの製品・環境・サービスなどは、若い健常者を対象に設計・開発される傾向があったが、今後は、設計者がこのデータベースを参照することで、高齢者や障害者を含むさまざまな人々に対応した製品などの設計(アクセシブルデザイン)が容易となり、安心・快適な製品づくり・環境づくりが進むものと期待されるとしている。

  具体的には、このデータベースの利用者は、視覚・聴覚・触覚に分類された16のデータ項目から関心のある項目を自由に選べ、データ項目を指定し、調べたい対象者の年齢、性別、測定条件などを選択または数値入力すると、入力された条件に合致したデータが引き出され、所望の測定結果がグラフや詳細な数値で表示される仕組みとなっている。

  例えば、「可読文字サイズ」のデータベースの画面では、画面左側で年齢、視距離、輝度、文字種を指定すると、右側にその条件に応じた「最小可読文字サイズ(読み取れる最小の文字サイズ」、「読みやすい文字サイズ」などが表示される。設定条件は、スライダーで変更でき、さまざまな年齢や条件を連続的に変えて、読み取れる最小文字サイズを見ることができる。さらに、その推定結果は、数値(ptおよびmm)だけでなく、実寸大の文字で表示され、条件による読みやすさの違いを、データベースの使用者自身の目で見て直感的に理解することができるとしている。

  このデータベースは、8月19日より、下記のWebサイトで日本語版・英語版ともに一般公開され、公開されたデータは誰でもアクセス可能で、「利用条件」に基づいて無料で利用することができる。

  なお、本データベースの基の測定データはきわめて大規模で、すべてをウェブで公開することはできない。そこで、より詳細なデータに関心のある企業の製品設計者などの利用者のために、記載された問い合わせ窓口を通じて、データ公開の相談も受け付けるとしている。また、利用者からの意見や要望を受けるために、上記問い合わせ窓口だけでなく、アンケート入力のページも用意。アンケートなどで得られた利用者からの反応を参考に、未発表のデータの整備や新しい項目の追加など、一層の拡充を図っていくとしている。

【詳細】産総研:「高齢者・障害者の感覚特性データベース」を公開
【詳細】高齢者・障害者の感覚特性データベース



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